ミディアムプードルの避妊手術後|小型犬用エリザベスカラーでは長さが足りなかった

避妊手術後、大きなエリザベスカラーを着けていつものハウスの前に立つミディアムプードル 困った・失敗した
大きなエリザベスカラーが入口につかえ、いつものハウスに入れませんでした(わが家の例)
ミディアムプードルのぽてと

ぽてと
大きなカラーで、いつものおうちに入れなくなっちゃった。

ママのメモ
ぽてとは生後11か月で避妊手術を受けました。術後服に加えてエリザベスカラーを使い、抜糸までの約2週間は病院の指示に従いました。術後の傷や管理方法は犬ごとに異なるため、必ず獣医師へ確認してください。

わが家のミディアムプードルは、生後11か月で避妊手術を受けました。もともとは入院する予定でしたが、病院のケージで落ち着けず、安全を考えて手術当日に帰宅することになりました。

帰宅後に困ったのが、エリザベスカラーのサイズです。首まわりに合わせた小型犬用では長さが足りず、鼻先がカラーより前に出てしまいました。傷口へ届かない長さを選ぶと、今度は首まわりが緩くなります。

この記事では、術後服だけで過ごした一晩、翌日からエリザベスカラーを追加した理由、抜糸までの2週間に必要だった介助を、わが家の体験としてまとめます。

この記事は、わが家の一例を紹介する体験談です。手術後の過ごし方や傷口の状態は犬によって異なります。術後服やエリザベスカラーの使い方、傷口に気になる変化がある場合は、必ず手術を受けた動物病院の指示に従ってください。

避妊手術は生後11か月。入院予定が当日帰宅に

避妊手術を受けたのは、生後11か月のときです。初めてのヒートが生後8か月ごろに来たため、当初予定していた手術を延期していました。詳しい経緯は「ミディアムプードルの初ヒートは生後8か月|予想より早くて慌てた体験」にまとめています。

手術後は入院の予定でした。しかし、わが家の子は病院のケージの枠を噛むなど、なかなか落ち着けなかったそうです。夜間は看護師さんが病院に残らないため、安全を考えて迎えに来てほしいと連絡があり、手術当日に帰宅しました。

これは病院への不満ではありません。わが家の子の性格と、その日の様子を見て安全を優先してくださった結果でした。帰宅後は少量ながら食事をとり、排尿と睡眠にも大きな問題はありませんでした。

術後服だけでは、服の上から傷口をなめた

当初は術後服だけで過ごす予定でした。ところが帰宅後、服の上からでも傷口のあたりをなめてしまいました。

手術翌日の検診では、一晩のうちに数本の糸が外れていたようでした。診察の結果、縫い直しは不要とのことでしたが、その日からエリザベスカラーも装着することになりました。

同じように見えても傷口の状態や必要な処置はそれぞれ違います。糸や傷口に気になる変化があるときは、自己判断せず動物病院へ連絡することが大切です。

小型犬用エリザベスカラーでは鼻先が出た

最初に困ったのは、「首まわりが合うサイズ」と「傷口へ口が届かない長さ」が一致しなかったことです。

首まわりに合わせた小型犬用では、カラーの先から鼻先が出てしまいました。わが家の子は首が比較的細い一方、鼻先までの長さがあり、身体もよく伸ばします。首だけに合わせると、腹部の傷口へ届く可能性がありました。

そこで、傷口へ届きにくい大きいサイズへ変更しました。ただし大きいカラーは首まわりが緩く、ずれやすかったため、わが家では太めの首輪に替えて安定させました。

大きなエリザベスカラーの幅が分かる、術後服を着たミディアムプードルの上からの写真
上から見ると、エリザベスカラーが顔まわりより大きく広がっていることが分かります(わが家の例)

エリザベスカラーの「首まわりが合う」と「傷口へ口が届かない」は、同じではありませんでした。体重だけでなく、鼻先の長さ、身体の柔らかさ、傷口の場所によっても必要な長さは変わります。実際に装着した状態を動物病院で確認してもらうと安心です。

大きいカラーに変えて起きた生活の困りごと

家具や壁に何度もぶつかった

大きいカラーは傷口を守るうえで必要でしたが、普段より顔まわりの幅が大きくなります。家の中を歩くたびに家具や壁へぶつかり、ガタンと音がしました。

後ろ足で耳の近くをかこうとすると、爪がカラーに当たってプラスチックの音が鳴ることもありました。いつもと違う音や感触に、本人も過ごしにくそうでした。

いつものトイレケージとハウスに入れなかった

カラーの幅が入口につかえ、いつも使っていたトイレケージやハウスへ入れなくなりました。そこでトイレケージの入口前へトイレシートを敷き、入らなくても排泄できる場所を作りました。

避妊手術後、大きなエリザベスカラーを着けていつものハウスの前に立つミディアムプードル
大きなエリザベスカラーが入口につかえ、いつものハウスに入れませんでした(わが家の例)

使っていなかった大きなクレートも出しましたが、普段と違うためか入りませんでした。手術後に初めて見る場所を用意するより、日ごろから使える休憩場所を複数作っておけばよかったと感じます。

ごはんと水は口元まで運んだ

カラーが器に当たってしまうため、ごはんは手で口元まで運びました。水の容器も手で持ち、飲みやすい角度に調整しました。

わが家では、この介助が抜糸まで必要でした。普段は自分でできる食事や水分補給も、カラーを着けると難しくなることがあります。

術後服とカラーを抜糸まで2週間使用

術後服とエリザベスカラーは、2週間後の抜糸まで併用しました。カラーを着けてからは傷口をなめることを防げて、その後は大きな問題なく回復しました。

わが家の子は、前足を伸ばしてお尻を高くする「伸び」のポーズをよくします。先生からは、身体が小さい犬とは動き方が違い、動きも激しいため、伸びなどで糸が外れやすかった可能性があると説明を受けました。これはわが家の子についての説明であり、ほかの犬にも当てはまるとは限りません。

手術前に確認しておけばよかったこと

  • カラーを着けたまま、いつものトイレやハウスへ入れるか
  • 鼻先がカラーから出ず、傷口へ口が届かないか
  • いつもの器で食事と水分補給ができるか
  • 入れない場合のトイレと休憩場所をどこに作るか
  • 傷口や糸に変化があったときの連絡先と受診目安

市販のカラーを用意する場合も、手術前に試着して普段の生活動線を確認しておくと、帰宅後の慌ただしさを減らせます。最終的な装着方法や使用期間は、手術を受ける病院へ確認してください。

「まんなかサイズ」ならではの難しさを感じた

約8.5kgの小さめミディアムプードルは、小型犬用が合うこともあります。しかし今回のエリザベスカラーでは、首まわりは小型犬寄りでも、鼻先や身体の長さを考えると大きいサイズが必要でした。

大きいサイズにすると、今度は首まわり、トイレの入口、食器との相性に問題が出ます。「小型犬用では足りない。でも大きいものなら何でも合うわけではない」という、まんなかサイズの難しさを強く感じた出来事でした。

まとめ

わが家では、避妊手術後に術後服だけでは傷口をなめてしまい、翌日からエリザベスカラーを追加しました。小型犬用は長さが足りず、大きいサイズでは首まわりが緩くなるため、太めの首輪と組み合わせて使いました。

さらに、トイレやハウスへ入れない、食事と水分補給に介助が必要になるなど、装着して初めて分かった困りごとがありました。

エリザベスカラーは、体重や首まわりだけで決めず、「傷口へ届かない長さ」と「普段の生活ができるか」の両方を確認することが大切です。わが家の経験が、手術前の準備を考えるきっかけになればうれしいです。

参考にした情報

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ぽてと
首まわりだけじゃなくて、鼻先までの長さも大事だったよ。

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